田辺市議会 2020-07-07
令和 2年第4回定例会(第5号 7月 7日)
○
議長(
安達克典君)
質疑なしと認めます。
これより、討論に入ります。
討論はありませんか。
(「討論なし」の声あり)
○
議長(
安達克典君) 討論なしと認めます。
それではお諮りいたします。
4定
報告第1号は、原案のとおり承認することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
安達克典君)
異議なしと認めます。
よって、4定
報告第1号は、原案のとおり承認することに決しました。
◎
日程第27 4定
報告第2号
繰越明許費についてから
日程第29 4定
報告第4号
田辺市
水道事業会計予算の繰越しについてまで
一括上程
○
議長(
安達克典君) 続いて、
日程第27 4定
報告第2号
繰越明許費についてから、
日程第29 4定
報告第4号
田辺市
水道事業会計予算の繰越しについてまで、以上3件を
一括上程いたします。
ただいま上程いたしました
報告案件3件については、過日既に当局の
説明が終了しておりますので、これより
質疑を行います。
それでは、まず4定
報告第2号
繰越明許費について、
質疑に入ります。
議案書の12ページから14ページまでです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
安達克典君)
質疑なしと認めます。
4定
報告第2号は、以上で終わります。
続いて、4定
報告第3号 事故繰越しについて、
質疑に入ります。
議案書の15ページから16ページです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
安達克典君)
質疑なしと認めます。
4定
報告第3号は、以上で終わります。
続いて、4定
報告第4号
田辺市
水道事業会計予算の繰越しについて、
質疑に入ります。
議案書の17ページから18ページです。
質疑はありませんか
(「なし」の声あり)
○
議長(
安達克典君)
質疑なしと認めます。
4定
報告第4号は、以上で終わります。
◎
日程第30 4定
議案第 1号
田辺市
廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についてから
日程第41 4定
議案第37号
令和2
年度田辺市
一般会計補正予算(第5号)まで
一括上程
○
議長(
安達克典君) 続いて、
日程第30 4定
議案第1号
田辺市
廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についてから、
日程第41 4定
議案第37号
令和2
年度田辺市
一般会計補正予算(第5号)まで、以上12件を
一括上程いたします。
ただいま上程いたしました12件は、過日の本会議においてそれぞれ所管の常任
委員会に付託していたものであります。
この場合、ただいま議題となっております12件について、各常任
委員会委員長の
報告を求めます。
まず初めに、総務企画
委員会委員長の
報告を求めます。
11番、橘 智史君。
(11番 橘 智史君 登壇)
○11番(橘 智史君) 総務企画
委員会から
委員長
報告いたします。
本
委員会は、去る6月29日の本会議において付託を受けた
議案7件について、7月1日及び7日に
委員会を開催し、当局の
説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査
報告書に記載のとおり、4定
議案第2号
田辺市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、同
議案第3号
工事請負契約の締結について、同
議案第4号
物品購入契約の締結について、同
議案第9号
令和2
年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)の所管部分、同
議案第35号
物品購入契約の締結について、同
議案第36号
物品購入契約の締結について及び同
議案第37号
令和2
年度田辺市
一般会計補正予算(第5号)の所管部分について、いずれも全会一致により、原案のとおり可決することに決しました。
以上、
委員長
報告といたします。
令和2年7月7日、総務企画
委員会委員長、橘 智史。
(11番 橘 智史君 降壇)
○
議長(
安達克典君) 続いて、産業建設
委員会委員長の
報告を求めます。
12番、尾花 功君。
(12番 尾花 功君 登壇)
○12番(尾花 功君) それでは、産業建設
委員会委員長
報告を行います。
本
委員会は、去る6月29日の本会議において付託を受けた
議案5件について、30日及び7月7日に
委員会を開催し、当局の
説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査
報告書に記載のとおり、4定
議案第5号
物品購入契約の締結について、同
議案第6号
物品購入契約の締結について、同
議案第7号 訴えの提起について、同
議案第8号 あっせんの
申立てについて及び同
議案第9号
令和2
年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)の所管部分について、いずれも全会一致により、原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における
委員からの
質疑等の主なものは、次のとおりであります。
議案第5号及び
議案第6号の
物品購入契約の締結についてに関わって、排水ポンプパッケージ及び排水ポンプ車購入後における運用方法についてただしたのに対し、「基本的に建設業者への業務委託を考えており、現在、庁内関係課及び消防本部と運用方法等について協議中であるが、具体的な運用方法までは決定していない。今後は、市及び委託業者、消防団と調整の上、排水作業の役割分担等も含めた詳細な運用方法を構築していきたい」との答弁がありました。
それに対し
委員から、現場での排水作業活動においては、相互の連携が必要になってくることから、委託業者の役割や消防団の関わり方など、一定の課題整理が必要である。市、委託業者、消防団の業務内容を明確にするとともに排水作業がスムーズに行われるための体制整備を構築されたいとの意見がありました。
以上、
委員長
報告といたします。
令和2年7月7日、産業建設
委員会委員長、尾花 功。
(12番 尾花 功君 降壇)
○
議長(
安達克典君) 続いて、文教厚生
委員会委員長の
報告を求めます。
6番、久保浩二君。
(6番 久保浩二君 登壇)
○6番(久保浩二君) 文教厚生
委員会の
委員長
報告を行います。
本
委員会は、去る6月29日の本会議において付託を受けた
議案3件について、30日及び7月7日に
委員会を開催し、当局の
説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査
報告書に記載のとおり、4定
議案第1号
田辺市
廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について、同
議案第9号
令和2
年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)の所管部分及び同
議案第37号
令和2
年度田辺市
一般会計補正予算(第5号)の所管部分について、いずれも全会一致により、原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における
委員からの
質疑等の主なものは、次のとおりであります。
議案第37号
令和2
年度田辺市
一般会計補正予算(第5号)の所管部分のうち、児童措置費に関わって、ひとり親世帯臨時特別給付金の事業内容や対象者への周知方法について
説明を求めたのに対し、「ひとり親世帯臨時特別給付金のうち、基本給付については、1世帯当たり5万円、第2子以降1人につき3万円が給付されるもので、
令和2年6月分の児童扶養手当が支給されている方、公的年金等を受給しており
令和2年6月分の児童扶養手当の支給が全額停止されている方、所得等があり全額停止等になっている方で新型コロナウイルスの影響によって収入が減り児童扶養手当の受給該当水準になった方が対象となる。追加給付については、1世帯当たり5万円が給付され、基本給付対象者である
令和2年6月分の児童扶養手当受給者及び公的年金等の受給により児童扶養手当が全額停止されている方のうち、新型コロナウイルスの影響により家計が急変し収入が減少した方が対象となる。全体で1,188世帯を見込んでおり、これまでに児童扶養手当の認定申請を出されている方など市で把握できている対象者には、申請書及びチラシを送付して周知する。一方、市で把握できていない新規に対象となる方には、市の広報誌やホームページ、公式SNS、報道依頼等を通じて周知を図っていく」との答弁がありました。
次に、教育振興費に関わって、リモート授業用モバイルWi-Fi機器の貸与に伴う通信費や契約期間中の解約による違約金など運用面での取扱いについてただしたのに対し、「通信費については、誰が負担するのか、基準を設けるのかなど、その取扱いに係る整合性や配慮についてこれから検討していきたい。契約については、使用する期間に応じて月単位で契約する」との答弁がありました。さらに
委員から、モバイルWi-Fi機器が貸与されない家庭においてリモート授業に適した通信速度が保たれない場合の対応にも配慮しながら取り組まれたいとの意見がありました。
以上、
委員長
報告といたします。
令和2年7月7日、文教厚生
委員会委員長、久保浩二。
(6番 久保浩二君 降壇)
○
議長(
安達克典君) 以上で、各常任
委員会委員長の
報告が終了しました。
これより
質疑に入ります。
ただいまの
委員長
報告に対し、一括して
質疑はありませんか
(「なし」の声あり)
○
議長(
安達克典君)
質疑なしと認めます。
これより、討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
安達克典君) 討論なしと認めます。
これより、ただいま議題となっております12件について、順次
採決に入ります。
◎
日程第30 4定
議案第1号
田辺市
廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について
○
議長(
安達克典君) それでは、4定
議案第1号
田辺市
廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第1号は、
委員長の
報告のとおり可決することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
安達克典君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第1号は可決いたしました。
◎
日程第31 4定
議案第2号
田辺市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について
○
議長(
安達克典君) 続いて、4定
議案第2号
田辺市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第2号は、
委員長の
報告のとおり可決することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
安達克典君)
異議なしと認めます。
よって、4定
議案第2号は可決いたしました。
令和2年7月7日、
提出者、
田辺市議会総務企画
委員会委員長、橘 智史。
過疎地域の持続的な発展の実現に向けた新たな
過疎対策法の制定に関する
意見書。
過疎地域は、食料・水・エネルギーの生産・供給にとどまらず、多様な生態系の保全、都市とは異なる新しいライフスタイルが実現できる場など様々な価値・役割を有しており、多くの国民が
過疎地域に対する支援や対策の必要性を認識している。
しかしながら、これまで累次の過疎対策により、産業の振興、交通等の施設整備、情報通信環境・地域医療・教育の機会の確保等に一定の成果を上げてきたものの、人口減少の加速、公共施設の整備水準の格差、公共交通手段の確保、医療・福祉分野の担い手の確保等の課題が残されている。
現行の「
過疎地域自立促進特別措置法」は
令和3年3月末をもって失効することとなるが、
過疎地域の持続的な発展を実現していくためには、これまでの取組を途絶することなく、引き続き総合的かつ
過疎地域の実情に応じた支援を充実・強化し、住民の暮らしを支えていく施策を確立・推進することが重要である。
よって、下記事項を十分反映し、新たな
過疎対策法を制定するよう強く要望する。
記。
1、新たな
過疎対策法においても、現行法第33条に規定するいわゆる「みなし過疎」と「一部過疎」を含めた現行
過疎地域を継続して指定対象とすることを基本としつつ、
過疎地域の指定要件、指定単位については、
過疎地域の特性を的確に反映したものとすること。
2、過疎対策事業債(ハード分・ソフト分)について、過疎対策事業が円滑に実施できるよう必要額を確保すること。また、対象事業についても、上水道事業に統合した旧簡易水道事業を対象とするなど、
過疎地域の特性を反映した財政措置の拡充を図ること。
3、
過疎地域において特に深刻な人口減少と高齢化に対処するため、産業振興、雇用拡大、子育て施策の取組への支援を図ること。
4、住民が安全・安心・快適に暮らせるよう、医療の確保、交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進、教育の振興並びにインフラ整備の推進等、生活基盤の確立に向けた取組への支援を図ること。
以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
令和2年7月7日、
田辺市議会
議長、
安達克典。
意見書提出先は、衆議院
議長、参議院
議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣、農林水産大臣、国土交通大臣です。
以上です。
(11番 橘 智史君 降壇)
○
議長(
安達克典君)
提出者の
説明が終了いたしました。
これより
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
安達克典君)
質疑なしと認めます。
ただいま議題となっています発議第2号については、
会議規則第37条第2項本文の規定により、
委員会の付託を省略いたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
議長(
安達克典君) 討論なしと認めます。
これより
採決に入ります。
4定発議第2号
過疎地域の持続的な発展の実現に向けた新たな
過疎対策法の制定に関する
意見書の提出についてお諮りいたします。
発議第2号は、原案のとおり可決することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
安達克典君)
異議なしと認めます。
よって、4定発議第2号は、原案のとおり可決いたしました。
◎
日程第44
委員会の
継続審査について
○
議長(
安達克典君) 続いて、
日程第44
委員会の
継続審査についてを議題といたします。
この場合、閉会中の
委員会の
継続審査について
報告いたします。
各常任
委員会、議会運営
委員会及び特別
委員会の
委員長から、目下
委員会において審査または調査中であります、お手元に配付の申出事件一覧表に記載のとおりの事件について、
会議規則第112条の規定により、閉会中も審査または調査を継続したい旨の申出があります。
それでは、ただいま
報告いたしました
委員会の
継続審査についてお諮りいたします。
各
委員長から申出のとおり、それぞれの
委員会において閉会中も審査または調査を継続することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
安達克典君)
異議なしと認めます。
よって、各
委員長から申出のとおり、それぞれの
委員会において閉会中も審査または調査を継続することに決しました。
以上をもって、本
定例会に付議されました
議案は全て議了いたしました。
他に発言、その他ありませんか。
(「なし」の声あり)
◎
市長閉会の挨拶
○
議長(
安達克典君) それでは、
市長から閉会に当たっての挨拶のため、発言を求められておりますのでこれを許可いたします。
市長、
真砂充敏君。
(
市長 真砂充敏君 登壇)
○
市長(
真砂充敏君)
令和2年第4回
田辺市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
去る6月16日に開会した本
定例会も、議員各位の御理解と御協力をいただく中、本日、無事最終日を迎えることができました。本
定例会におきましては、条例の一部改正をはじめ、一般会計の補正予算案など、様々な
議案を提出させていただきましたが、議員各位におかれましては、終始にわたり慎重なる御審議をいただき、それぞれ原案のとおり御賛同を賜りましたことに厚くお礼を申し上げます。
さて、新型コロナウイルスに関しまして、国内の感染者数は一定程度に抑え込まれているとして、先月19日から国内の往来規制が全面解除となりました。イベント開催につきましても、要件を満たせば最大1,000人まで参集可能となったほか、プロ野球も無観客ながら開幕を迎え、一歩一歩、社会活動が戻りつつあります。
今後、社会活動を継続していくに当たっては、県外への外出や出張、様々な方々との接触機会というのは避けることはできず、感染者が発生する可能性が全くないとは言い切れませんが、市といたしましては、国内全体の感染状況を注視しつつ、引き続き手洗いやマスクの着用、人との距離の確保など「新しい生活様式」の着実な実践を市民の皆様に呼びかけてまいりたいと思います。
今議会の一般質問におきましては、登壇された11名全員の議員の皆様が、新型コロナウイルスに関わる事項を様々な視点から取り上げられました。今、私たちの暮らしのあらゆる局面で大きな影響を及ぼしている事案であることを意味しており、繰り返しになりますが、先の答弁でも申し上げましたように、市といたしましては、第2波、第3波の流行発生も想定に入れた様々な対応に一層努めるとともに、学校や地域、社会など、市民の皆様の実情を的確に捉えながら、必要とされるきめ細やかな支援や対策等を実施し、市民の皆様の暮らしをしっかりと支えてまいる所存です。
こうした中、今議会においては、議員発議による
議案「
田辺市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」が全会一致で可決されました。
世界全体の感染状況を見ると今なお収束への道筋が見えない状況にあって、本市におきましても今後さらに様々な支援や対策等を講じることも想定されることから、新型コロナウイルス感染症対策事業の財源の一部へと充てる、今回の議員総意の御判断を重く受け止めさせていただきたいと思います。
御承知のように、今年度は新型コロナウイルスの影響で各種会合や行事、イベント等の中止が相次ぐ状況にあり、市政を預かる私といたしましても、職員に対して、経常経費等については、現状を踏まえ、緊要性や費用対効果などを常に意識し、これまで以上の縮減に努めるよう指示を行っており、この未曽有の難局を乗り越えるため、一層の行政運営に注力してまいります。
最後に、味光路をはじめとする市内の飲食店には再び客足が戻り始めるなど、本市の商業・経済活動も復調へと転じつつあり、ここに至るまで市民の皆様の応援や相互協力があってのことと、心から感謝申し上げます。
また、
田辺市独自の事業者支援策の第2弾として今後まもなく実施することとなる、市内向け観光キャンペーン事業やプレミアム商品券関連事業におきましても、市民の皆様の温かい応援、御協力があるものと心強く感じているところでありますが、議員各位におかれましても、今後ともなお一層の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。
(
市長 真砂充敏君 降壇)
◎
議長閉会の挨拶
○
議長(
安達克典君)
令和2年6月
定例会の閉会に当たり、私からも一言、御挨拶を申し上げます。
まず、初めに、
令和2年7月豪雨により、お亡くなりになられました方々に、哀悼の意を表するとともに、被害を受けられました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
田辺市内でも県道
田辺龍神線が崩土の恐れのため通行止めとなっています。これ以上大雨が降ることなく、早期に通行できることを祈っております。
さて、6月16日に開会いたしました本
定例会は、提出されました
議案について、全ての
議案を議了し、閉会の運びとなりました。
議員各位には、開会以来本日まで、諸
議案の審議等に御精励を賜り、加えて、議会運営に当たりましても、特段の御理解と御協力を賜りましたこと、感謝申し上げたいと思います。
また、
市長はじめ当局の皆様にも、真摯な対応をしていただき、厚く御礼を申し上げます。
このたびの新型コロナウイルス感染症により、市民の皆様には、不要不急の外出自粛や学校の臨時休業など、感染拡大防止に向けた取組に御協力をいただきました。心より御礼を申し上げます。
また、人々の生命を守るために、昼夜を問わず献身的な対応をしてくださった医療関係者の皆様に、心より敬意を表しますとともに、感謝申し上げます。
本
定例会の一般質問では、11人の議員が登壇し、新型コロナウイルス感染症対策の課題について活発な議論が展開されましたが、各議員から出されました意見や要望については、今後の新型コロナ対策に生かしていただきますようお願いいたします。
国内では5月25日に緊急事態宣言が全面的に解除され、1か月余りが過ぎました。プロ野球が3か月遅れで開幕するなど、社会経済活動の回復が本格化し始めましたが、今なお、首都圏を中心に感染は続いており、感染予防策を徹底していかなければなりません。
一方、世界では感染者数が1,100万人を超え、感染拡大は加速しており、収束の見通しは立っていません。
国においては、100年に一度の危機から、雇用と暮らし、日本経済を守り抜くため、事業規模234兆円の予算を確保し、第2波及び第3波への備えとして、医療提供や検査体制のさらなる充実に加え、雇用維持と地域経済への支援、さらには子供たちの教育の確保など、様々な支援策に取り組んでいます。
田辺市では、4月及び5月の臨時会で約86億円を予算化し、事業者及び市民の皆様に新型コロナ対策に係る給付金等の各種支援が早急に行き渡るよう、職員一丸となって、業務に取り組んでいただきましたことに敬意を表します。
田辺市議会では、こうした状況を踏まえ、新型コロナ対策に少しでも役立てられるよう、議員報酬減額条例の改正や
委員会視察旅費の減額予算を全会一致により可決いたしました。深刻な影響のある事業者や、市民の皆様の不安を取り除く対策の財源の一部に活用していただきますようお願いしておきます。
このウイルスとの戦いは、長期戦になることは確実であります。感染拡大を防ぎながら、どのようにして日常生活を取り戻すのか大きな課題であり、緊張感を持って取り組んでいかなければなりません。
これから、夏から秋の台風シーズンまで、集中豪雨や災害の発生しやすい時期が続きますが、避難所における必要な感染防止対策を行うとともに、高齢者や障害者など、弱者の命を守る安全対策について万全を期するようお願いしておきます。
加えて、国の2次補正で拡充されました地方創生臨時交付金約11億円について、
田辺市の実情に応じたきめ細やかな事業を速やかに構築されるようお願いいたします。
田辺市議会といたしましても、市当局と連携を図りながら、この未曽有の難局に立ち向かい、感染拡大防止と社会経済活動を両立し、一刻も早く立ち直れるよう、私たちの責務を果たしてまいりますので、今後とも市民の皆様には、新しい生活様式の実践など、一層の御理解と御協力をお願いいたします。
コロナの脅威がある今年の夏は、厳しい暑さが予想されます。感染予防に加え、熱中症対策も大切になってまいります。
議員並びに当局各位には、なお一層御自愛を賜り、市政発展と市民福祉の向上のために御活躍いただきますよう、お祈り申し上げます。
最後になりましたが、報道関係各位の御協力にお礼を申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。
閉 会
○
議長(
安達克典君) それでは、これをもって、
令和2年6月16日招集の
令和2年第4回
田辺市議会定例会を閉会いたします。
(午後 2時04分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
令和2年7月7日
議 長 安 達 克 典
議 員 松 上 京 子
議 員 川 﨑 五 一
議 員 北 田 健 治...